さくらの本棚002『恋する歌音』
こんばんは、佐倉愛斗です。
ちゃんと続きました第2弾。さくらの本棚のお時間です。
本日の本はこちら。
恋愛に関する古今東西の短歌を集めた歌集です。
古くは万葉集から与謝野晶子、枡野浩一まで幅広く載っています。
特徴は和歌に関するコラム。
リアルな恋愛指南が載っています。
また取り上げた和歌から派生した新作短歌も添えられていました。
お気に入りは
信じたいことを信じる能力がわたしにはある(期間限定)
この最後の(期間限定)にやられました。
恋する心は移り変わりやすいもので、信じられるときは信じる強さを持てるけれど、一度不安になると抜け出せなくなりますよね。
もう1つ紹介。
私ったら考えたくもないやつのことキライキライと考えている
「キリンのことを考えないで」と言われるとキリンのことを考えてしまうように、どれほど思考から逃れようとしても逃れられないものですね。
嫌いな人ほど忘れたいのに忘れられないジレンマがとても素晴らしく思えました。
僕自身も短歌は詠みますが、まだまだ鍛錬が足りないな、と勉強することばかりです。
短歌っていいですね。
また短歌集作れたらいいな。
それではまた次回お会いしましょう。
佐倉愛斗
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