【もくもく読書会】岡本かの子『鮨』
こんにちは、佐倉愛斗です。
先週から始めました木曜読書Day「もくもく読書会」
こちらのブログで連載することにしましたのでお付き合いいただけたら幸いです。
もくもく読書会とは
要するに文章力をつけるための勉強会です。
先週は江戸川乱歩『日記帳』でした。
個人ブログでやってましたがこちらで。
さて、岡本かの子『鮨』ですが、早くも僕が力尽きているので前半のみ考察します。
本編の始まり方に今回は注目しました。
東京の下町と山の手の境い目といったような
↓
福ずしのあるところは〜古い住宅のまま
↓
古くからある鮨屋だが
↓
新しい福ずしの主人は
↓
福ずしのあるところは〜古い住宅のまま
↓
古くからある鮨屋だが
↓
新しい福ずしの主人は
このように遠くからだんだん人へクローズアップしていく書き方に気づきました。
場所
↓
建物
↓
店
↓
人
といった順です。
グーグルアースで目的地にズームしていくような感じですね。
このような静かな物語の始まりもいいなぁ、と感じましたとさ。
次回は来週木曜日です。
また告知しますので参加したい方はご自由にご参加ください。
佐倉愛斗
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